男性更年期障害の症状!ほっとくと危険なので今すぐチェック

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年々増えている男性更年期とは最近、自分でもわからなくなるくらい イライラすることがあります。ある日の自宅での出来事です。

 

娘がリビングでスポーツ中継を見ていると、 私が別のチャンネルに急に変えたので、 また娘がチャンネルを元に戻しました。

 

冷静に考えるまでもなく、 私に否があることは明白だったのですが、 その時の私はそんなことでも怒り余って、 娘をリビングから追い出してしまいました。

 

あとになって妻から娘が 「お父さん最近おかしいよ 昔は、もっと優しかったのに・・・」 と言っていたのを聞きました。 最近、急にイライラしだしたり、 不安になったり、いったい私に何が起こっているのか。

中高年男性6人に1人が更年期!?

働き盛りの中高年男性の「更年期障害」が急増しています。 テレビ番組によると、中高年男性の発症率は実に6人に1人と発表されました。 これは国内の600万人もの患者がいると推測されています。

 

これまで更年期障害といえば、閉経前後の女性特有の症状とされてきましたが、 男性の場合も深刻な症状とされています。 番組が取材した男性更年期の専門外来があるクリニックでは、 院長が「昨年度の1.5倍の患者が見えている。 潜在的な患者は相当数いる」と意見を述べているほど。

 

めまいや頭痛といった体の症状に出てくる人もいれば、 やる気の低下やイライラなど精神面に出てくる人もいるのが更年期障害とされています。 また、鬱病と間違われやすいのも特徴です。

 

有名人では、テリー伊藤さんとビートたけしさんが 男性更年期の体験談がテレビで放送されていました。 不調が更年期によるものだと知るだけでも、 本人も周りも少しは精神的にもラクになります。

 

今回は男性更年期症状の説明とその治療・予防方法をご紹介させていただきます。 少しでも、参考にしていただければ幸いです。

 


男性更年期の症状とは

更年期障害とは、ホルモンバランスの乱れが原因の身体的・精神的不調であり、 自律神経失調症の一つです。

 

女性の更年期症状はよく耳にする話です。 閉経期に女性ホルモン(エストロゲン)の量が減り、これが自律神経に影響を及ぼし、 さまざまな症状が出るのが更年期障害です。

 

一般的には、のぼせ、多汗、急な発汗、動悸、めまい・たちくらみなどの 症状を訴える人がが多いようです。また、イライラや不安感、不眠、やる気が出ないといった精神症状を伴う場合もあります。

 

更年期障害には個人差があり、ほとんど感じないという人もいますが、 重い人は寝込んでしまうケースもあります。 40代後半から50代後半にかけての女性にとって、更年期障害はきわめて身近な問題で あり、テレビや雑誌などでもよく取り上げられています。

 

しかし、男性はこれを「女性はたいへんだなあ」と他人事ですましてしまいます。 実は男性にも女性にも更年期障害に似た症状が存在します。ただ、男性の更年期はまだ認知が低いため、症状が出ても、 「もしかして、これは更年期障害ではないか」と思う人は非常に少ないです。

 

また、程度の差はあるものの、更年期障害はどの女性も通過する症状です。しかし、男性の更年期障害の多くは、男性ホルモンの減少に伴う「病気」です。 じっと待っていても良くなりません。

男性更年期障害「LOH 症候群」

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男性ホルモンの値は、身長と同じで個人差が大きいことがあげられます。男性ホルモンの低下率をまとめたデータを平均してみると、 男性ホルモンの平均値は20代をピークに下がってきます。

 

しかし、人によっては80歳の人でも20歳の若者より高い人もいれば、 20代なのに60代のホルモン値の人もいます。よく、「年のせい」といいますが、 必ずしも高齢だから男性ホルモンが少ないとは限りません。

 

男性ホルモンが減少して、更年期症状がでる病気をLOH症候群と呼びます。LOH 症候群は、早い人は30代で発症することもあります。現在60代以上の男性の2割が70代以上では3割、80代以上では約半分が潜在的なLOH症候群と推定されています。

 

女性の場合は「閉経」というわかりやすい現象があるから、その前後に体に不調があっても「更年期が起こっているんだ」とすぐにわかります。 しかし、男性の場合は、ホルモンバランスが徐々に減少していき、 区切りがないためにわかりづらいという点があります。

 

すこしずつは認知度も上がっていますが、まだまだ LOH 症候群はマイナーな存在です。不調が起こったときに「男性更年期」と結びつけて考えられる人は少ないです。 LOH症候群は、うつなどと同様、深刻な病気です。

 

「気のせい」や「年のせい」で片付けられるものではなく、 きちんとした治療が必要です。キーワードはテストステロンでは、そもそもテストステロンとはどんなものなのか、 これを知っているか、知らないかで今後、症状が大きく緩和されていきます。

 

まずは“テストステロンとは“からおさえていきましょう。

テストステロンとは

男性ホルモンとはいってもいくつか種類があります。今回はその代表格でもある「テストステロン」についてです。

 

男性ホルモンのメインとなっています。ちなみに女性ホルモンの代表格は「エストロゲン」です。男の子として生まれてくるには、胎児のときに 自分でテストステロンをガンガン作っています。

 

さらに男の子が思春期になるとテストステロンがどんどん出て、 少年が大人の男性になっていきます。テストステロンはこのような「男性」を形作りますが、 それ以外にも多くの働きがあります。

  • 骨や筋肉作り、強さを保つ
  • 性欲や性機能の源
  • 血液をつくる働き
  • 動脈硬化の予防
  • メタボリックシンドロームの予防

この他にも、脳において、認知機能にも関係しています。また、精神的にも大きく影響を与えています。

  • やる気
  • 判断力
  • 決断力

そして、テストステロンの低下は、集中力や睡眠の質が落ちるなどの悪影響をもたらします。テストステロンの減少が LOH 症候群を招きます。テストステロンが下がってくるとさまざまな「困った」ことが起きます。

 

まず典型的な現象が「なにもかも億劫になる」「やる気がなくなる」といったものです。仕事はもちろん、今まで没頭していた趣味や習い事などにも意欲をなくし、 あっさりと放り出してしまいます。

 

またいつもイライラして、時には周囲にあたり散らします。 そうなると家族や会社の同僚、部下から煙たがられ、孤立してしまいます。興味がなくなるのは自分の回りのことだけではありません。

 

世の中で起こっていること、社会減少に対しても同様で、 新聞やニュースにも関心が持てなくなります。身体の症状も出ます。不眠、からだがほてって大量の汗がでる。昼夜問わずに頻尿になる、腰やひざがいたいなどが起こります。

 

これらは女性の更年期症状と似ています。それから、男性特有の症状として性欲が減退し、「朝立ち」などもなくなります。

 

これらの体の不調がさらに機嫌を悪くし、イライラを募らせます。

 

何気ないことでイライラして不機嫌になっていませんか?それは性格のせいではなく、「LOH 症候群」のせいかもしれません。

年をとればとるほど不幸になる日本人

「世界幸福度調査」というものがあります。 自分が幸せかどうか経済的要素や人間関係からはかるものです。世界のほとんどの国では、若いときには「幸福度」が高いものの、年齢とともに下がってい き、40歳ぐらいを底にまた上がり始めるという「U字型」になっています。

 

しかし、日本では10代から80代までどんどん下がる一方です。底がないのです。これはつまり長くいきれば生きるほど、不幸だと感じる人が多い社会ということです。

 

日本は国際的にも自殺率の高い国として知られています。これは「幸福度」と大きく関係しています。テストステロンを高めれば、健康になれるだけではなく、 判断力や社会への適応力も高まります。

 

まさに「幸福度」の鍵を握っているのがテストステロンになります。

「男性ホルモンが高いとハゲる」は本当なのか

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ここまでで、いかにテストステロンが大事かということが 認識できました。そこである疑問が浮かび上がってきます。

 

よく耳にする決まり文句のようなものがあります。それは、 「俺がハゲているのは男性ホルモンが多いからだ」薄毛の男性がよくこんな冗談を発言しているのもよく見かけます。

 

「男性ホルモンが多いとハゲる」と信じている人は多いようです。しかし、これは完全なる誤解です。確かにテストストロンは、髪の毛、まつげ、眉毛などの発毛に関係しています。

 

そこから誤解が生まれてたのかと思いますが、 それが本当なら男性ホルモンが活発になる思春期から30代の男性はみんなハゲてしまうことになります。テストステロンは血液の中にある「5a還元酵素」という酵素によって 「ジヒドロテストステロン(DHT)」という、より強力なホルモンに変換されます。

 

DHT は、思春期に前立腺や陰茎を発達させる働きをするのですが、 成人してから前立腺肥大症の引き金となり、 なおかつ毛穴に作用して脱毛を促進してしまう働きがあります。この5a還元酵素の働きは個人差があり、 作用が強い人が薄毛・抜け毛になってしまうわけです。

 

男性更年期の原因である テストステロンを補うには方法

ここまでに男性更年期の症状をご紹介させていただきました。 最後にテストステロンを補うための、 具体的な方法を解説していきます。

男性ホルモン補充治療

おもに病院における男性の更年期の治療法には男性ホルモン補充療法、 漢方、ED 治療薬(バイアグラ)などが挙げられます。 「男性ホルモン補充療法」とは、 その名の通り減少した男性ホルモンを注射によって補充する治療法です。

 

男性ホルモンの治療というと、「精力増強」と思い込んでいる人も多いのですが、 これは大きな間違いです。 アメリカでは2014年の段階で、40 歳以上の男性が30人に1人にあたる 170万人がテス トステロンを使った治療を受けたと報告されています。

 

それに対して日本はまだ2万人程度とホルモン治療に対して認知度が低いようです。 ホルモン治療は、使用量を守れば、副作用も少なく、安全性が非常に高い治療法です。

適度な運動をする

テストステロンを上げるために、最もおすすめなのがスポーツ、身体を動かすことです。運動をして筋肉が刺激されるとテストステロンが作られるからです。

 

運動には有酸素運動、無酸素運動がありますが、この場合はどちらでも効果があります。ただ、テストステロンを上げるのには向かないスポーツがあります。

 

それはマラソンです。マラソン選手はテストステロンが低くなりがちです。マラソンは持続的な強度の高い運動ですが、 運動のし過ぎもテストステロンが消費されてしまうのです。

 

なにごとも“適度”な運動が大切です。

夜更かしをしない

テストステロンは夜に作られます。特に大事な時間帯は夜中の1時から3時の間です。この時間がしっかり寝ていることが重要になります。夜更かしをして起きていると、テストステロンが十分に作られなくなります。

 

シカゴ大学で発表された研究結果があります。これは男性10人に対し、最初の1週間は自宅で8時間睡眠をとってもらい、次に実験室にあつまり初めの3日間は10時間睡眠、その後の8日間は5時間睡眠をとってもらい、 テストステロンをはかったというものです。

 

すると5時間睡眠のときは テストステロンが10〜15%も下がっていることが分かったのです。テストステロンはもともと、1 歳年を取ると1%ぐらい下がるといわれています。

 

つまり、不眠によって、10 歳から 15 歳も年をとってしまうということです。人によっても違いますが、 一般的に睡眠時間は6時間から7時間ぐらいが適切といわれています。寝る前のテレビゲームやスマホなどは控えた方がいいでしょう。

ゲームをする

電車の中ではテレビゲーム、スマホゲームに熱中している人をよく見かけます。 「ゲーム依存症になる」、「頭が悪くなる」などゲームを批判する声は多いものですが、 テストステロンに関しては、意外にもゲームをすることで高くなるのです。

 

ゲームをすると、脳内でドーパミンという神経伝達物質が出ます。 ドーパミンは快楽ややる気を引き起こす物質です。このドーパミンの分泌を促すのがテストステロンですが、 面白いことにドーパミン自体もテストステロンを高めてくれるのです。

 

もちろんやりすぎは頭の疲労のもとになり、 寝る前にゲームをするのも睡眠不足になります。適度に行うのが大切です。是非これらを意識して、テストステロンの数値を高く保つようにしましょう。

最後に・・・

ここまで読んでいただきありがとうございます。 男性更年期の知識が身に付き、少しでも症状を改善させることに お役に立てれば幸いです。 ここで、もう一度簡単にお復習してみましょう。

  • 男性更年期症状に悩んでいるもしくは気づいていない人は 年々増加している。
  • 男性更年期症状の原因は男性ホルモン不足が原因。
  • 更年期症状には、体力面や精神面に症状が存在する。病名はLOH症候群
  • 男性ホルモンであるテストステロンを補うことによって 症状が緩和される。

加齢による身体の変化は確かにありますが、 年齢のだからしかたがないで終わらさないでください。 少しでも、これって更年期かなと感じたら、 医師に診断してもらうことをおすすめします

 

更年期症状はほっといて治るほど、 単純な病気ではありません。 自分のためにも、大切な人のためにも 治療に専念してください。

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